パスタレシピ:トマトベースソース
パスタ:リングイネ
トマトソースパスタ:ズワイガニ豪快パスタ
美味度:★★★★★
新鮮度:★★★☆☆
手軽度:★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
*評価について
先日、ズワイガニ卸の専門店から、ズワイガニを使ったパスタレシピをつくってほしい、とオファーをいただきました。
「僕はアマチュアですので、結果を保証するものはつくれませんよ。」と申し出ましたが、それでもOKとのことでしたので、快諾いたしました。
そして数日後…
脚の先から先まで70cm級の、大型ズワイガニの活け締め冷凍ものが3匹分届きました。
まずは味見のために、カニ鍋にしました。
身がびっしり詰まっていて、洗練された甘味のおいしいズワイでした。
ちなみに、ズワイガニは、北陸では越前ガニ、山陰では松葉ガニと呼ばれます。
高いものは、一杯3万円以上します。
高級品をパスタに使うのは勇気が要りますが、ベニズワイガニやワタリガニ(ガザミ)なら、安価で手に入りますので、お試し下さい。
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▼トマトベースパスタ ズワイガニ豪快パスタ 3人分の材料
パスタ…デイチェコ リングイネ 250g
ズワイガニ…1匹(2肩)
にんにく…1~2片
唐辛子…1本
ホールトマト…1缶(あらかじめ手でつぶし、皮や芯を取り除く)
白ワイン…適量
イタリアンパセリ…適量
オリーブオイル…適量
黒コショウ…適量
塩…適量
では調理です。
まず、カニの下ごしらえです。
甲殻類は、殻や間接から、おいしいだしが出ます。
そこで、脚を間接ごとに切り離し、殻を削いで身を取り出しやすくしておき、
脚の付け根もいいだしが出ますので、食べやすい大きさにカットして、
これらを殻ごと調理します。
では、調理に入ります。
はじめに、フライパンにオリーブオイル入れて、つぶしたにんにくを浸し、弱火で香りを出します。にんにくの香りが立ったら、フライパンから取り除きます。
次に、火を中火~強火にしてカニを炒めます。
殻が朱色に染まったら、白ワインを注ぎます。
殻全体が朱色になっていない(火が通っていない)場合は、ふたをして軽く蒸します。
カニの殻が満遍なく朱色になったら、ホールトマトを加えます。
軽く煮詰めたら、一度カニを取り出します(火を通し過ぎないように)。
その後、トマトソースを煮込みます。ただし、トマトソースの煮込み具合は、5~10分程度に留めた方が、ズワイの上品な風味に合うと思います。
煮込んだら、パスタの茹で汁、塩・黒コショウで濃度、味を調節しておきます。
少し黒コショウを利かせた方が、個人的には好きです。
ソースが仕上がったら、カニを戻してソースとなじませておきます。
ただし、カニが大きい場合、パスタを入れるとフライパンが山盛りになってしまい、フライパンを振ることが困難になりますので、パスタを入れる直前に、もう一度カニを取り出しておいた方がラクです。
パスタはデイチェコのリングイネを使いました。
本来は、1.5~1.6mmのスパゲッティーニがベストチョイスです。
今回は、カニと格闘しながら食べるので、時間がかかることを考慮して、太いロングパスタを選びました。
お吸い物と同じかやや濃い位の塩分濃度で、アルデンテ一歩手前に茹で上げます。
パスタが茹で上がったら、ソースに加え、仕上げにEx.ヴァージン・オリーブオイルを回しがけ、手際よくソースとパスタを絡めます。
お皿に盛り付けたら、粗みじん切りにしたイタリアンパセリを散らして完成。
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< 調理のポイント・注意点、感想など >
おいしいことは、言うまでもないでしょう。
トマトソースで手がベトベトになりますが、構わずいただきます。
落合シェフのレシピでは、エストラゴンを使っています。
カニの甘味を、さらに豊かに引き立ててくれると思いますので、お好きな方はどうぞ。
今回は、素材をストレートに味わいたかったので、シンプルな仕上げを心がけました。
参考:タラバガニのトマトソース
レシピは、ほとんど一緒です。
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< カニ屋さんについて >
今回、カニを提供して下さったのは、ばんびーのさんです。
http://www.party-bambino.com/
サイトを拝見すると、毎月抽選で1名、ズワイガニのプレゼントがあるようです。
以前、アネージのキャンペーンの記事を書いたら、大量当選したことがありましたので、
今回も、読者さんに当たればいいなぁ、と思います。
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<次回の予告>
ラグー系にしようかな、と考え中。