トマトソースパスタ:プッタネスカ
4/29(金)
トマトソースパスタ:プッタネスカ
自己評価:★★★★☆
手軽度合:★★★★☆
家族評価:★★★★☆
プッタネスカとは、イタリア語で娼婦風という意味。あわただしい娼婦が、ささっとつくったレシピがこれ、というのが一説。その他、娼婦の家にでもある材料でつくれる、とかいろいろあります。JoJoの奇妙な冒険第四部で出てきますね。
にしても、娼婦風とはなんとも。現代日本だったら、援助交際風うどん、って感じ?人前で声に出しにくい言葉を平気でレシピ名にするあたり、さすがイタリア人。船が火事になって、の話、知ってます?国民性ってやつ。
洋上を航海する豪華客船が火事になりました。このままでは乗客が焼け死んでしまいます。ところが、この船には、様々な国の人が乗船していて、乗客は溺ることを恐れて、海に飛び込むことをためらっています。そこで船長は、国民性を考えて、各人にこう言って説得しました。
イギリス人には、「紳士はこういう時、海に飛び込むものです。」
ドイツ人には、「海に飛び込みなさい。これは厳粛な命令です。」
フランス人には、「決して海に飛び込まないで下さい。」
イタリア人には、「さっき美女が飛び込みましたよ。」
日本人には、「みなさん飛び込みましたよ。」
大阪人には、「阪神が優勝しましたよ。」
ではプッタネスカのレシピ。プッタネスカは、アンチョビ・オリーブ・ケイパーのトマトソースです。
◇3人分の材料
パスタ…バリラ スパゲッティ1.7mm 300g
ホールトマト…1缶
アンチョビフィレ…4~5枚
黒オリーブ…15粒くらい
ケイパー…大さじ1杯
イタリアンパセリ…葉を15枚ほど
にんにく…3~4片
唐辛子…1本
オリーブオイル…適量
まず、パンにオリーブオイルを入れて、つぶしたにんにくを浸し、弱火で温めます。いい香りがしてきたら、半分に折って種を除いた唐辛子を入れます。
次に、粗みじん切りにしたオリーブ(7個分くらい)と半分にカットしたオリーブ(8個分くらい)、ケイパー、みじん切りにしたイタリアンパセリ、アンチョビフィレを加えます。
アンチョビが溶けたら、にんにくを取り除き、ホールトマトを加えます。
ホールトマトは、あらかじめボールに空けて、手でつぶしておきます。芯や皮がありますので、取り除いておきます。
トマトソースを20分くらい煮込んでソース完成です。この間に、パスタのお湯を沸かし、パスタを茹でましょう。
また、パスタが茹で上がる前に、レードル0.5~1杯分くらい茹で汁をトマトソースに入れ、加熱して混ぜながら、ソースとなじませておきます。
パスタはバリラ・スパゲッティ1.7mm。アルデンテ直前で引き上げ、ソースに投入し、さっと絡めます。仕上げにEx.ヴァージン・オリーブオイルをかけて、よく混ぜて完成。
アンチョビ、オリーブ、ケイパー、トマトそれぞれの酸味が楽しめます。材料は全て保存食品ですから、思いついたその場で、簡単につくれて、しかもうまい。よくできたレシピです。
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