和風パスタ:ナポリタン・目玉焼き
パスタレシピ:和風系
パスタ:スパゲッティ
4/10(日)
和風パスタ:ナポリタン・目玉焼き
自己評価:★★★☆☆
手軽度合:★★★★☆
家族評価:★★★★☆
ナポリタン。以前にも触れましたが、ナポリタンは、イタリアのパスタレシピにはありません。日本の洋食屋さんがつくり出したレシピです。だから、僕は和風カテゴリーに入れています。
ナポリタンなんてパスタじゃない、と手厳しい方もいらっしゃいます。でも、ナポリタン好きは結構います。男に多いですよね。たまにはいいじゃないですか。僕の場合、2歳の息子がピーマンを好きになったのはナポリタンのおかげなので、考えた洋食屋さんに感謝してます。
ではレシピをどうぞ。リクエストにお答えして、今回から材料の分量を書いてみる。
◇2人分の材料
パスタ…バリラ スパゲッティ1.7mm 200g
豚小間100gくらい(ハムやベーコン、ソーセージの方がメジャー)
ピーマン2個
たまねぎ1個
しめじ1パック
白ワイン1/2カップ
牛乳1/3カップ
サラダ油適量
バター適量(マーガリンの方がメジャー)
にんにく3~4片
塩適量
パルミジャーノ・レッジャーノおおさじ2杯くらい
黒コショウ適量
卵2個
ケチャップ適量
…。ふう。いつも目分量なので、豚小間100gなんてホント?思うままに書くと、全部「適量」になっちまう。
ちなみに、僕は最近、ナポリタンには豚バラや豚小間派です。一般的にはハムが一番メジャーなのでしょうか。パンチェッタ(イタリアの豚バラの塩漬け。結構高い。)を使う勇気があればネタとして面白いのですが、その時は気付きませんでした。
まず、パンに油をひいて軽くあたため、バターまたはマーガリンを入れます。油とバターを一緒にするのは、バターが焦げにくくなるから。スライスしたにんにくをローストし、中火で豚小間を炒めます。
豚肉に焼き色をつけて、ピーマン、たまねぎ、スライスしたマッシュルームを入れ、軽く火を通します。小さい子供がいる場合は、ピーマンによく火を通しておきます。独特の青臭さを感じないくらい火を通せば、結構食べるもんです。
次に、白ワインを入れて煮詰めます。入れなくてもいいけどね。水分が半分くらいまで飛んで、トロッとしてきたら、軽く塩コショウをふります。
このタイミングでパスタが茹で上がればベストです。
パスタはバリラ・スパゲッティ1.7mm。1.6~1.8mmくらいが合うと思います。普通はアルデンテ一歩手前で引き上げて、ソースと絡めますが、ナポリタンの場合、アルデンテまで茹でてソースと絡めると、ちょっと柔らかめの麺になって、よりナポリタンっぽくなります。好みに合わせましょう。
茹でたパスタを、具材のパンに投入します。中火で具材と絡めながら、水分が足りないようなら、少しずつ茹で汁を入れて調節して下さい。一気にパスタに茹で汁をかけると、パスタとソースが絡みにくくなりますので注意。絡まったバターなんかが洗い流されちまうわけです。
で、ケチャップ、黒コショウをかけてさらに絡めます。ここで、牛乳を軽く加えるとマイルドになります。どちらでもいいです。火を入れながら絡めてれば、ケチャップが濃縮されてくるので、いよいよ洋食屋さんっぽくなります。
これで完成ですが、今回は目玉焼きを乗せました。また、、パルミジャーノ・レッジャーノは食べながらかけてもいいと思います。もちろん、クラフトの粉チーズの方が、雰囲気にマッチするので、お好みで決めて下さい。
息子が「ピーマンさんおいしいね。」と言うもんだからつい嬉しくなるのだが、そう思っている僕自身も、たまに食べるとおいしい。黄身をつぶしてパスタをコーティングし、余熱でちょっと固まったところで食べれば、ナポリタン派の気持ちが良く分かります。
余ったら、オムレツの具にしてもいいですよ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おはようございます
ナポリタンの目玉焼き乗せは 家庭の味って感じですよね
ピーマン食べられる二歳児の息子さんはエライ!
パルミジャーノ・レッジャーノは無いけれど
家にある材料でお昼に作ってみようと思います
投稿: yukiho | 2005/04/16 08:24
ナポリタンの目玉焼きは、家庭の味でもあり、昔の喫茶店の味でもある、らしい。喫茶店のナポリタンを堪能したのは、僕より先輩の世代。あの世代に結構ファンがいるようです。
投稿: パスタ担当 | 2005/04/16 21:56