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2005/08/30

トマトソースパスタ:タラバガニのトマトソース

タラバガニのトマトソースパスタレシピ:トマトソース系
パスタ:フジッリ

8/28(日)
トマトソースパスタ:タラバガニのトマトソース

自己評価:★★★★☆
手軽度合:★★☆☆☆
家族評価:★★★★★




タラバガニをご存知だろうか。って、おいしい&高級なカニだということは、誰でも知ってると思う。

漢字で書くと、鱈場蟹。鱈は鍋の主役になるタラ。
「たらふく食べる」は「鱈腹食べる」と書くが、これはタラのお腹がでっぷりしていることに由来する。
ついでに、タラコはタラ(マダラ)の卵ではなく、スケソウダラ(和名:スケトウダラ)の卵。スケソウダラはすり身として利用される。皮肉なことに、カニカマの原料として、よく使われている。

タラは深い海に生息していて、タラバガニも、水深200~300mの、タラのいる場所に生息しているからこの名が付いた。主に、北海道以北に分布する。

知られていないのは、タラバガニはカニの仲間ではなく、ヤドカリの仲間であること。
外見上、足はハサミを含めて8本。カニは10本ある。もっとも、小さな足が甲羅の中に隠れているが。

尚、アブラガニというそっくりさんがいる。タラバガニは茹でると、足の内側も赤くなるが、アブラガニは白い。味はタラバの方が格段に上なので、北海道で買う場合は注意しよう。


旬は10月~2月。冬になるほど身がつまり、冬の味覚の代表であるが、旬以外でも味が落ちるわけではなく、年中出回っている。
焼く、刺身、茹でる、しゃぶしゃぶ、何でもうまい。ただし、カニミソはカニと違い、茹でても固まらない上、おいしくないため、たいていミソが抜かれた状態で販売されている。甲羅焼きなら食べられるらしいが、試したことはない。

逆に、夏に旬となるのは、ハナサキガニ。

今回は、前日にハナサキガニの茹でたものを食べ、当日はタラバガニをパスタでいただいた。何とも贅沢な話ではあるが、こっそり打ち明ければ、何てことはない、いただきもの。夜は自費なので、旬の直前のサンマを蒲焼にして安ウマレシピ。



ではレシピ。




▼タラバガニのトマトソース 3人分の材料

パスタ…アネージ フジッリ 250g
タラバガニ…1匹(今回は活け締めもののオス)
ホールトマト…1缶(あらかじめ手でつぶしておく)
にんにく…3~4片
唐辛子…1本
ローリエ…1枚
オリーブオイル…適量
白ワイン…1/2カップ
イタリアンパセリ…適量
黒コショウ…適量
塩…適量



はじめに、タラバガニをさばきますが、活け締めものを買った場合は、塩で軽くもんで、ぬめりを落とし、流水で洗い流します。

まず、包丁で足を落とします。足は殻を削いで食べやすくします。
次に甲羅を外し、中の身をほじくり出します。足の関節においしい肉が詰まっているので、これもほじくり出します。画像が無いと分かりにくいと思うので、実際に裁く時は、「タラバガニ 裁き方」とでも検索するといいでしょう。
尚、タラバガニはトゲトゲしているので、なれない場合は軍手をすることをおすすめします。

次に、フライパンにオリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを浸し、軽くローストして唐辛子を加え、解体したタラバガニを炒めます。

紫色の殻が赤くなったら、白ワインを注ぎ、水分を飛ばしてホールトマト、ローリエを1枚加えて煮込みます。

トマトソースの煮込み具合は好みでOKですが、今回は10分程度に留めました。

最後に、茹で汁をレードル0.3杯くらい加え(トマトソースの煮込み具合で調節して下さい)、塩・黒コショウで味を整えてソースは完成。




パスタはアネージのフジッリ。
おすまし程度の塩分濃度で茹で、アルデンテに茹で上げ、湯を切ってソースに投入し、さっと絡めます。

仕上げに、Ex.ヴァージン・オリーブオイルをかけてよく混ぜ、お皿に盛り付けてイタリアンパセリを散らして完成です。






タラバガニのうまみが溶け出したトマトソースは、カニ雑炊をトマトベースでつくった感じを想像して下さい、と言えば伝わるであろうか。
タラバガニ自体は結局、手でベタベタ触って食べることになったので、オリーブオイルまみれになったけど、それもまた良し。

タラバガニのパスタなんて、とても気軽にできないけど、ワタリガニ(ガザミ)なら比較的入手しやすいので、一度お試し下さい。ワタリガニならカニミソもおいしいので、また違った感じになるでしょう。

PS1:なぜか、フジッリの中にリガトーニ(太いマカロニみたいなショートパスタ)が一個紛れ込んでいた。これってすごい確率だと思う。

PS2:今回は殻付きのカニをショートパスタで豪快にいただきましたが、ロングパスタの場合は、殻から身を出して使った方がいいでしょう。

…と書きましたが、甲殻類は殻から、いいだしが出るので、やっぱり殻は使いたいですね。

▼お手本
茹でズワイガニを使ってパスタを作る

ranking04応援よろしく。

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コメント

こんにちは。美味しそうなパスタばっかりで、思わず見とれてしまいました。どれも本格的で美味しそうです。私もパスタ好きなのですが、作るとなるとうまくツルシコにできなくて。こちらのレシピ参考にさせていただきます。
私のブログでは映画や本に出てきたお料理の再現をしています。TBさせていただきますので、よろしければ遊びにいらしてください

投稿: らんこ | 2005/09/01 10:24

>らんこさん

こんにちは。
映画や本に出てくる料理ですか。面白いですね。
これからも宜しくお願いします。

投稿: パスタレシピ研究会 | 2005/09/02 10:22

やや、タラバのトマトソースですか。しかもフジッリとはいいですね! ロングパスタの場合はやはりタラバの身は取り出してやったほうがいいですね。だけどタラバのパスタ美味しそうだなぁ~。ズワイは何度かあるんですがタラバはやったことないので、そのうちやってみます。

投稿: kuraki | 2005/09/03 01:54

はじめまして!
美味しそうな写真にひきつけられお気に入り登録させてもらっちゃいました!
ボッタルガのパスタを作ってみたいのですがコツ等ありましたら是非教えてください!
以前TVウルルン滞在期で見て魅了されたのですがどう作っていいものかわからず困ってます…ヾ(-ε-; )
だんながパスタ好きでしょっちゅう作るのですがボッタルガはお手上げのようです。。
もしよかったらご指導くださ~い。

投稿: ペコール | 2005/09/03 11:37

>kurakiさん
中華のシーフード・ブラックビーンズのイメージで、黒コショウなど香辛料をビシッと効かせた感じでも良かったかなぁ、と思うのですが、2歳児にはムリだと思うので、またの機会に。
魚介類はいろんな食べ方ができるので、楽しいです。

>ぺコールさん
はじめまして。
ボッタルガ(地中海産のカラスミ。ボラとマグロのものがある)は、オイルベースに合わせたものが人気です。
一番簡単なのは、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノに、おろしたボッタルガをかけるだけ。好みで、水菜やあさつきなどを合わせるといいですよ。

投稿: パスタレシピ研究会 | 2005/09/03 21:38

良い海老が手に入ったのでこちらのレシピを改変して作ってみました。シンプルながらしっかり味がついていて本当においしかったです!

投稿: ajk | 2008/12/30 11:16

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