パスタレシピ:クリーム系
パスタ:リングイネ
2/2(木)
クリームソースパスタ:カキと舞茸のクリームソースパスタ
美味度:★★★★☆
新鮮度:★★★☆☆
手軽度:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
*評価について
冬の味覚と言えば、カニ、フグ、アンコウ、カワハギ、ヤリイカ、ブリ、…。瞬間的にいっぱい思いつきますが、やはりカキは外せません。
冬のカキはマガキですが、パスタでは、オイルベース、トマトベース、クリームベース、いずれも相性が良い。
今回は、寒い日にうれしいクリームベースです。
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▼クリームベースパスタ カキと舞茸のクリームソースパスタ 3人分の材料
パスタ…ジュゼッペ・コッコ リングイネ 300g
カキ…15~20粒ほど
舞茸…1パック
生クリーム…200cc
牛乳…100cc
にんにく…1~2片
ブランデー…20~30cc
オリーブオイル…適量
白コショウ…適量
塩…適量
今回のポイントは、カキの火の通し方。
クリームベースの場合、あまり生っぽい仕上がりだと、違和感を感じます。
程よく火を通しながら、カキのぷりぷり感を損なわないよう注意しましょう。
それさえ注意すれば、簡単なレシピです。
まず、フライパンに生クリームを入れ、温めます。
沸騰したら火を弱め、軽く煮詰めます。
強い火力のままですと、クリームは分離してオイルみたいになりますので注意。
とろみが強くなってきたら、牛乳を加えながら混ぜ、丁度良いとろみに調節します。
これで、ベースとなるクリームソースは完成。
カキは、パスタが茹で上がる直前に火が通るようにします。
パスタが茹で上がる4~5分前くらいからスタートすればいいでしょう。
ソースとは別のフライパンに、オリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを浸し、弱火で香りを出します。にんにくの香りが立ったら、フライパンから取り除き、中火に強めて、カキ、手で裂いた舞茸を入れます。
軽く混ぜながら火を通し、カキの片面にきつね色の焼き色を入れます。
次に、ブランデーを加え、フランベ(着火してアルコールを飛ばす)し、炎が消えたら、粗みじん切りにしたイタリアンパセリ、白コショウを加えてさっと混ぜ、クリームソースのフライパンに、カキのスープごと移します。
ブランデーは好みで使用して下さい。白ワインでも結構ですし、酒類を使わず、カキのスープをストレートに活かしてもいいと思います。
最後に、塩を加えながら味を見て、丁度良い塩加減になったら、ソースは完成です。
尚、リングイネやタリアテッレ、フェットチーネなど幅の広いパスタを使う場合は、塩加減が薄いと、非常にぼけた仕上がりに感じやすいので、注意して下さい。
イタリア料理での表現としては不適切かもしれませんが、ご飯に合いそうな塩加減で丁度良いと思います。
この時点で、パスタが茹で上がるようにしましょう。
パスタよりソースの方が早く仕上がるようでしたら、カキはクリームソースに加えず、お皿に取っておき、余熱をなるべく通しすぎないようにします。その後、パスタと一緒に、ソースに加えて下さい。
パスタはジュゼッペ・コッコのリングイネ。少し太めのロングパスタが合います。
お吸い物と同じかやや濃い位の塩分濃度(1%)で、ほぼアルデンテに茹でます。
パスタが茹で上がったら、ソースに加え、手際よくソースと絡めます。
時間がかかりすぎると、カキに余熱が通るので、ささっと仕上げます。
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生・半生のカキは、みずみずしくておいしいものですが、軽く火を通すと、うまみが凝縮され、クリームベースのソースと相性が増します。
また、舞茸のように香りの高いきのこは、カキとの相性が心配でしたが、鍋でご一緒する仲だけあって、おいしくいただきました。
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<次回の予告>
魚介連発中ですが、次回も魚介系にしようかな、と思いつつ、
きのこ系を予定。
◇カキのパスタ 3部作
オイルベース
クリームベース
トマトベース