2012/07/04

さらっと仕上げたクリームベースソースパスタ

1206cream


クリームベースソースのパスタは久しぶり。少し前から、生クリームもベシャメルソースも使わず、牛乳とチーズでさらっとしたソースで仕上げるのが気に入っています。


Recipe



    2人分の材料
  • パスタ:バリラ スパゲッティ1.7mm 240g(本当はブロンズダイス製のスパゲッティーニが良い)

  • ベーコン:60gくらい

  • 舞茸:3/4パック

  • ほうれん草:3~4株

  • ゴルゴンゾーラ・ピカンテ:40g

  • パルミジャーノ・レッジャーノ:大さじ2杯ほど

  • 牛乳:150ccくらい

  • 塩・黒胡椒:適量


はじめに、フライパンでカットしたベーコンを中火~弱火でじっくり炒めます。脂が溶けたら舞茸を加え、火を通します。火が通ったら、牛乳を入れ、中火で温めます。沸騰したら、ゴルゴンゾーラなどのチーズをちぎって入れ、溶かします。塩・黒胡椒で味を調えます。


次に、ほうれん草をソースに入れて加熱し、しんなりさえてソースになじませます。最期に、パルミジャーノ・レッジャーノを溶かし込みます。この時点で、少しとろみが出てきます。通常のクリームベースソースよりさらっとしていますが、これでOKです。ソースは完成。


パスタは、本当はヴォイエロの1.4mmスパゲッティーニを使うつもりでしたが、ボーっとしていて、バリラ1.7mmスパゲッティを茹でてしまいました。ソースがさらっとしているので、細めのブロンズダイス製のパスタの方が、ソースによく絡みます。


パスタが茹で上がったら、ソースと絡めて完成。最期に黒胡椒を上からひいてアクセントをつけるのが好きです。


熱いうちはスープっぽい感じのソースですが、温度が下がるとチーズが固まり、パスタが団子のようにくっつきます。熱い内にお召し上がりください。



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2006/05/15

クリームソースパスタ:春野菜と鶏のクリームベースソースパスタ

春野菜と鶏のクリームベースソースパスタパスタレシピ:クリームベースソース
パスタ:リングイネ

クリームソースパスタ:春野菜と鶏のクリームソースパスタ
美味度:★★★★☆
新鮮度:★★★★☆
手軽度:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
*評価について




春野菜のパスタというと、シンプルにオイルベースでいただくのが一番ですが、たまにはクリームベースで、春野菜の淡さとクリームやチーズのまろやかさを掛け合わせるのもいいものです。

使う野菜は何でも結構ですし、たくさん使ってもいいでしょう。
今回は菜の花を使う予定でしたが、ブロッコリーの枝(?)をいただいたので、これを使いました。
商品価値はほとんどなく、一般に流通しませんが、自家製だけあって、なかなかおいしい素材でしたので、菜の花に代えてみました。






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▼クリームベースパスタ 春野菜と鶏のクリームソースパスタ 3人分の材料

パスタ…デイチェコ リングイネ 300g
鶏もも肉…200g
にんにく…1~2片
ブロッコリーの枝…20本くらい
生クリーム…150ccほど
牛乳…100ccほど
ブランデー…30cc
ゴルゴンゾーラ・ピカンテ…40g
パルミジャーノ・レッジャーノ…大さじ2~3
オリーブオイル…適量
黒コショウ…適量
塩…適量







では調理です。

まず、チーズクリームソースをつくります。
フライパンで生クリームを弱火で温め、軽く煮詰めます。

次に、手で千切ったゴルゴンゾーラチーズを入れます。
ゴルゴンゾーラは、ピカンテとドルチェという2種類がありますが、ピカンテの方が刺激の強い香り・味。どちらでも結構ですが、パスタのソースには、ピカンテをおすすめします。

ゴルゴンゾーラを溶かしながら、牛乳を加え、適度な粘度に調節します。
後ほど、パルミジャーノ・レッジャーノを加えるので、この段階では、ややさらっとした仕上がりで大丈夫です。


次に、鶏のもも肉を、別のフライパンで炒めます。
鶏のもも肉は、炒める直前に塩・黒コショウを振っておきます。

フライパンに、オリーブオイルを入れ、、スライスしたにんにくを浸し、中火で香りを出します。にんにくの香りが立ったら、鶏のもも肉を上に乗せ、しっかり焼き色を付けます。
裏返して、裏面にも焼き色を付けたら、にんにくを取り除き、ブランデーを加えてフランベ(着火)してアルコールを飛ばします。

ブランデーを加えたら、軽く下茹したブロッコリーの枝を入れ、さっと炒めます。
下茹は、パスタといっしょに茹でれば結構です。

野菜によって、「下茹→炒める」 「茹でる」 「炒める」 どれがおいしいのか異なりますので、使用する野菜に合わせて選択して下さい。

最後に、チーズクリームソースを加え、ソースと肉汁をよく混ぜ、塩を少しずつ加えながら味を調えます。
パスタを入れる直前に、おろしたパルミジャーノ・レッジャーノを加えてよく混ぜ、ソースは完成です。
ソースは、通常のチーズクリームソースより、少しさらっと仕上がった方が、春野菜を引き立てますので、粘度が強くなりすぎた場合は、牛乳で調節して下さい。
 






パスタはデイチェコのリングイネ。
僕はリングイネが好きなので多用していますが、タリアテッレもOKです。ショートパスタもいいでしょう。

お吸い物と同じかやや濃い位の塩分濃度で、アルデンテ一歩手前に茹で上げます。
パスタが茹で上がったら、ソースに加え、手際よくソースとパスタを絡めます

これで完成です。






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< 調理のポイント・注意点、感想など >


今回は、野菜を1種類のみ使いましたが、いろいろ組み合わせても美味しいと思います。菜の花、グリーンアスパラ、ホワイトアスパラ、タラの芽、ブロッコリー、アーティチョークなどでしょうか。
また、舞茸が大変相性が良いので、加えてもいいでしょう。

ポイントその1は、春野菜の仕上げ。記事の通り、野菜に応じて、茹でるのか炒めるのか選択して下さい。
イタリア料理では、くたくたに野菜を茹でて(とくにブロッコリー)、フォークでつぶしながら食べることが多いのですが、日本人はしゃきっとした野菜が好きなので、今回は軽く火を通しています。

ポイントその2は鶏。表面をカリッと仕上げたいので、ソースと合わせるのは、パスタを加える直前です。
また、ブランデーの代わりに白ワインを使うと、表面がふやけますので、使わない方がいいと思います。

鶏以外でしたら、パンチェッタ(豚バラの塩・ハーブ漬け)もいいのですが、プロシュートやハモンイベリコなど生ハムをレアで使いますと、上品に仕上がります。

誰にでも好かれるレシピですが、ゴルゴンゾーラが苦手でしたら、パルミジャーノ・レッジャーノだけでもOKです。



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<次回の予告>

次回は、特別企画です。おたのしみに。

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2006/02/09

クリームベースパスタ:カキと舞茸のクリームソースパスタ

ostricapannaパスタレシピ:クリーム系
パスタ:リングイネ

2/2(木)
クリームソースパスタ:カキと舞茸のクリームソースパスタ

美味度:★★★★☆
新鮮度:★★★☆☆
手軽度:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
*評価について




冬の味覚と言えば、カニ、フグ、アンコウ、カワハギ、ヤリイカ、ブリ、…。瞬間的にいっぱい思いつきますが、やはりカキは外せません。

冬のカキはマガキですが、パスタでは、オイルベース、トマトベース、クリームベース、いずれも相性が良い。

今回は、寒い日にうれしいクリームベースです。





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▼クリームベースパスタ カキと舞茸のクリームソースパスタ 3人分の材料

パスタ…ジュゼッペ・コッコ リングイネ 300g
カキ…15~20粒ほど
舞茸…1パック
生クリーム…200cc
牛乳…100cc
にんにく…1~2片
ブランデー…20~30cc
オリーブオイル…適量
白コショウ…適量
塩…適量






今回のポイントは、カキの火の通し方。
クリームベースの場合、あまり生っぽい仕上がりだと、違和感を感じます。

程よく火を通しながら、カキのぷりぷり感を損なわないよう注意しましょう。
それさえ注意すれば、簡単なレシピです。





まず、フライパンに生クリームを入れ、温めます。
沸騰したら火を弱め、軽く煮詰めます。

強い火力のままですと、クリームは分離してオイルみたいになりますので注意。

とろみが強くなってきたら、牛乳を加えながら混ぜ、丁度良いとろみに調節します。

これで、ベースとなるクリームソースは完成。




カキは、パスタが茹で上がる直前に火が通るようにします。
パスタが茹で上がる4~5分前くらいからスタートすればいいでしょう。


ソースとは別のフライパンに、オリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを浸し、弱火で香りを出します。にんにくの香りが立ったら、フライパンから取り除き、中火に強めて、カキ、手で裂いた舞茸を入れます。

軽く混ぜながら火を通し、カキの片面にきつね色の焼き色を入れます。
次に、ブランデーを加え、フランベ(着火してアルコールを飛ばす)し、炎が消えたら、粗みじん切りにしたイタリアンパセリ、白コショウを加えてさっと混ぜ、クリームソースのフライパンに、カキのスープごと移します。

ブランデーは好みで使用して下さい。白ワインでも結構ですし、酒類を使わず、カキのスープをストレートに活かしてもいいと思います。



最後に、塩を加えながら味を見て、丁度良い塩加減になったら、ソースは完成です。

尚、リングイネやタリアテッレ、フェットチーネなど幅の広いパスタを使う場合は、塩加減が薄いと、非常にぼけた仕上がりに感じやすいので、注意して下さい。

イタリア料理での表現としては不適切かもしれませんが、ご飯に合いそうな塩加減で丁度良いと思います。

この時点で、パスタが茹で上がるようにしましょう。
パスタよりソースの方が早く仕上がるようでしたら、カキはクリームソースに加えず、お皿に取っておき、余熱をなるべく通しすぎないようにします。その後、パスタと一緒に、ソースに加えて下さい。






パスタはジュゼッペ・コッコのリングイネ。少し太めのロングパスタが合います。

お吸い物と同じかやや濃い位の塩分濃度(1%)で、ほぼアルデンテに茹でます。
パスタが茹で上がったら、ソースに加え、手際よくソースと絡めます

時間がかかりすぎると、カキに余熱が通るので、ささっと仕上げます。






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生・半生のカキは、みずみずしくておいしいものですが、軽く火を通すと、うまみが凝縮され、クリームベースのソースと相性が増します。

また、舞茸のように香りの高いきのこは、カキとの相性が心配でしたが、鍋でご一緒する仲だけあって、おいしくいただきました。


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<次回の予告>

魚介連発中ですが、次回も魚介系にしようかな、と思いつつ、
きのこ系を予定。

◇カキのパスタ 3部作

オイルベース
クリームベース
トマトベース

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2005/10/29

クリームベースパスタ:地鶏とほうれん草のペンネ・ゴルゴンゾーラ

地鶏とほうれん草のペンネ・ゴルゴンゾーラパスタレシピ:クリームベース系
パスタ:ペンネ・リガーテ


10/25(火)
クリームベースパスタ:地鶏とほうれん草のペンネ・ゴルゴンゾーラ

自己評価:★★★★☆
手軽度合:★★★☆☆
家族評価:★★★★☆




10月25日はパスタの日です。
1998年10月25日に、パスタの世界会議が開催され、以降、毎年10月25日に会議が開催されています。

パスタ拡販のために、僕も当日はパスタをつくりました。
当日に記事を書かなかったので、あまり意味ないですけど…。



▼地鶏とほうれん草のペンネ・ゴルゴンゾーラ 3人分の材料

パスタ:デイチェコ ペンネ・リガーテ 250g
地鶏の胸肉…200gくらい
ほうれん草…3束
玉ねぎ…1個
マッシュルーム…中3~4個
にんにく…1片
ゴルゴンゾーラ・ピカンテ…50g
パルミジャーノ・レッジャーノ…大さじ3~4
生クリーム…150cc
白ワイン…80cc
薄力粉…適量
オリーブオイル…適量
黒コショウ…適量
塩…適量



本品は、ゴルゴンゾーラを使っていますが、入れない方がオーソドックスです。
また、2歳児もいっしょに食べるので、少量に留めました。

ゴルゴンゾーラには、ピカンテとドルチェという2タイプがあります。
ピカンテの方が、カビが多くて刺激が強い。

僕は、ソースづくりにはピカンテ、そのまま食べる場合はドルチェを選んでいます。




まず、玉ねぎを炒めます。
繊維に対して垂直にスライスした玉ねぎを、あめ色になるまで炒めます。

20~30分くらいかかりますが、時間短縮したい場合は、スライスしてから電子レンジで加熱しておくと、10分くらいであめ色になります。

次に、鶏肉をソテーします。
一口大に切った鶏肉は、塩コショウで下味をつけ、軽く薄力粉をまぶしておきます。

玉ねぎとは別のフライパンにオリーブオイルを入れ、スライスしたにんにくを浸し、中火で鶏肉に焼き色をつけます。
焼き色がついたら、スライスしたマッシュルームを加え、いっしょに炒めます。

マッシュルームがしんなりしたら、炒めた玉ねぎを加えます。クリームベースの場合、この時点で、にんにくは除いた方がいいと思います。他のソースの場合は、そのまま具として食べても、除いても、どちらでもいいと思います。


玉ねぎを炒めたフライパンを温めながら白ワインを注ぎ、フライパンに残った玉ねぎのうまみを溶かし、鶏を炒めているフライパンに移して下さい。

白ワインを加えてアルコールを飛ばしたら、生クリームを入れます。
生クリームは沸騰したらすぐ弱火にして下さい。しつこく加熱していると、分離してしまいます。


今回は、サラッとしたクリームベースにしたかったので、白ワインを多目、生クリームを少な目にしています。
もっとクリーミーに仕上げる場合は、生クリームを多目にして、白ワインを控え目にするか、代わりにブランデーを少量使って下さい。


生クリームが温まったら、ゴルゴンゾーラを手で千切って加え、溶かし込みます。

ゴルゴンゾーラがなじんだら、粗みじん切りにしたほうれん草を入れて軽く火を通し、パルミジャーノ・レッジャーノをすりおろして溶かし込みます。

最後に、塩・黒コショウで味を整えます。


パスタは、デイチェコのペンネ・リガーテ。
お澄まし程度の塩分濃度で、アルデンテに茹で上げます。

茹で上がったら、ソースとしっかり絡ませ、お皿に盛って完成です。






おいしくつくるポイントは、鶏肉のうまみをしっかり閉じ込めること。
それが出来れば、結構簡単なレシピです。

ranking04

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2005/07/18

クリームソースパスタ:キングサーモンのクリームソース

salmon-creamパスタレシピ:クリームソース系
パスタ:リングイネ

7/18(月)
クリームソースパスタ:キングサーモンのクリームソース

自己評価:★★★★★
手軽度合:★★★★☆
家族評価:★★★★☆




サーモン、鮭です。

度々登場していますが、一番おいしいのは、ベニザケ(紅鮭・レッドサーモン)とキングサーモンだと思います。

キングサーモンは、その名の通り、サケの中では最も大きくなり、体長1.5m、大型は30kgになります。
脂が乗ってうまみが濃く、ステーキやムニエルに最適です。

主に北米に生息しますが、まれに日本でも採れます。
例年、5月下旬からファーストランと呼ばれる遡上(海から川に登ること)がはじまり、7月~8月はセカンドランという2度目の大群遡上があり、フライフィッシングを愛する人たちは、この遡上のタイミングを見計らって、北米に行きます。


今回は、そのキングサーモンを使ったクリームベースのパスタです。
サーモンとクリームは抜群の相性ですから、おいしさは約束されたようなものです。

もちろん、いろんなサケ・マスを使って楽しむことが出来ますが、ベニザケやキングサーモンを使えば最高です。



▼キングサーモンのクリームソース 3人分の材料

パスタ…デイチェコ リングイネ 300g
キングサーモン…2切れ
イタリアンパセリ…適量
黒コショウ…適量
生クリーム…200cc
牛乳…100cc
パルミジャーノ・レッジャーノ…大さじ2~3
ブランデー…適量
バター…適量
オリーブオイル…適量
塩…適量



まず、サーモンソテーをつくります。

サーモンは、あらかじめ塩・黒コショウで下味をつけておきます。
フライパンにオリーブオイルを入れてバターを溶かし、サーモンをソテーにします。表面にきっちり焼き色をつけたら、ブランデー(またはウォッカやウィスキーなど)でフランベ(着火してアルコールを飛ばす)して、香りを付けたところで、一旦フライパンから出します。

サーモンをほぐし、皮は包丁で刻みます。

次に、サーモンをソテーしたフライパンに、ほぐしたサーモンを戻し、生クリームを入れて温めます。沸騰する前に火を弱くして、軽く煮詰めます。
火が強いと分離してしまうのでご注意下さい。

生クリームを煮詰めたら、牛乳を入れてソースを伸ばします。分量に100ccと書きましたが、ソースの粘度が丁度良くなるように調節しながら入れて下さい。

適当な粘度になったら、パルミジャーノ・レッジャーノを溶かし込んで、塩で味を整えます。

パスタはデイチェコ・リングイネ。
アルデンテまで茹でて引き上げ、ソースに投入し、さっと絡めます。仕上げに刻んだイタリアンパセリをかけ、軽く混ぜて完成。


実にうまい。
イタリアンパセリの代わりにほうれん草を使うと、家庭的な仕上がりになります。これもおいしいものです。

ビタミンが不足するので、サラダを付けましょう。

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2005/05/23

クリームソースパスタ:きのことほうれん草のチーズクリーム

cheezcreamパスタレシピ:クリームソース系
パスタ:ペンネリガーテ

5/21(土)
クリームソースパスタ:きのことほうれん草のチーズクリーム

自己評価:★★★★☆
手軽度合:★★★☆☆
家族評価:★★★★☆



ふと気付くと、ガシャガシャ音が鳴り響いていた。
なんだろう?と思ってリビングに顔を出すと、竹林のように釣竿が30本ほど並ぶ釣具コーナーで、2歳児が楽しそうに殴りまくる光景が目に飛び込んできた。

ちょ、おまえ、それ1本5~10万!!

デジカメを冷凍庫に格納するのもOK。
ビデオデッキの中にDVDとミニカーを収納するのもOK。
携帯の短縮ダイヤル発動で取引先に電話かけるのもOK。
ティッシュ全部引き出すのもOK。

でも、竿は我慢しろ。



ではレシピ。
クリームソース好きにはたまらんと思うので、ぜひやってみよう。

▼きのことほうれん草のチーズクリーム 3人分の材料

パスタ…デイチェコ ペンネリガーテ 250g
ベーコン…150g
にんにく…3~4片
舞茸…1パック
しめじ…1パック
ほうれん草…3~4束
ゴルゴンゾーラ・ピカンテ…50g
パルミジャーノ・レッジャーノ…大さじ4~5
白ワイン…1/2カップ
生クリーム…100cc
牛乳…200cc
小麦粉…適量
オリーブオイル…適量
塩・コショウ…適量


と材料を挙げましたが、

◇クリームソース
小麦粉とバターでつくるベシャメルソース、生クリームオンリー、生クリーム+牛乳、いずれもOK。
たまねぎを茶色く濃縮する場合はベシャメル、生クリームが重く感じる人がいる場合は生クリーム+牛乳、手早く仕上げたい時は生クリームオンリー、こんな感じで決めてます。

◇ほうれん草
3~4束と書きましたが、いざ冷蔵庫を開けると、いつの間にか1束しか無かった…。

◇チーズ
今回はゴルゴンゾーラ少量と、パルミジャーノ・レッジャーノを使いました。たいていのチーズは合うので、好みでどうぞ。
ゴルゴンゾーラは、ピカンテという青カビびっしりタイプと、ドルチェというまろやかタイプがあります。おつまみにはドルチェ、ソースづくりにはピカンテを使っています。


では、調理開始。

まず、フライパンにオリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを浸し、中火~弱火で温めます。
香りが立ったらベーコンを加え、脂を溶かすように、じっくり加熱します。

ベーコンがいい感じになったら、にんにくを取り除き、きのこを入れ、軽くしんなりさせて、白ワインを注ぎます。

水分が蒸発して半量ほどに煮詰まったら、生クリームを入れます。
この時、生クリーム+牛乳で行く場合、ソースの粘度が弱くなってしまうので、生クリームを入れる前に、軽く小麦粉を振って、ソースになじませておきます。ブラウンソースのようになったら、ここで生クリーム、牛乳を入れます。

ゆっくり加熱して、軽く煮詰めます。あまり火が強いと、生クリームが分離してしまうので注意。
ねっとりしすぎたら、牛乳を入れて調節して下さい。

ソースが適度な粘度になったら、チーズを入れます。
ゴルゴンゾーラは手でちぎって投入し、パルミジャーノ・レッジャーノはフライパンの上ですりおろせばOK。
よく混ぜて溶かし込みます。

チーズが溶けたら、塩・コショウで味を整えます。塩は少しずつ入れ、おいしい塩梅(あんばい)に仕上げて下さい。

最後に、ほうれん草を入れてソースと混ぜます。
今回はショートパスタなので、ほうれん草は粗みじん切りにしました。ロングパスタの場合は、普通に切っても、粗みじん切りでも、どちらでも合います。

パスタはデイチェコのペンネ。スジが入っているショートパスタはリガーテと呼ばれます。
吸い物程度の塩分濃度(いつも通り)で茹でて、アルデンテに仕上げます。

茹で上がったら、ソースに入れて、よく混ぜて完成。



ベシャメルソースのダマ、生クリームの分離、塩の入れすぎ、このあたりに注意すれば、簡単につくれると思います。
もちろん、パンとの相性もいいので、ソースをぬぐって堪能して下さい。

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2005/04/23

クリームソースパスタ:ペンネ・ゴルゴンゾーラ

gorgonzolaパスタレシピ:クリームソース系
パスタ:ペンネ・リガーテ

4/23(土)
クリームソースパスタ:ペンネ・ゴルゴンゾーラ

自己評価:★★★★☆
手軽度合:★★★★★
家族評価:- - - - -

今日は僕しか家にいない。

…。


子供が食べられないソースを楽しむチャンス到来。激辛のアラビアータ、ジェノベーゼ、…候補はいろいろ挙がったが、ここはゴルゴンゾーラで行こうではないか。

ゴルゴンゾーラは、イタリアのブルーチーズ。青カビがびっしり入った、独特の香りのあるチーズだ。世界3大ブルーチーズのひとつとされ、パルミジャーノ・レッジャーノ、モッツァレラと並び、イタリアを代表するチーズ。
ゴルゴンゾーラには、ゴルゴンゾーラ・ドルチェとゴルゴンゾーラ・ピカンテがあります。ドルチェよりピカンテの方が、青カビの量が多く、よりクセが強くなります。今回は、ピカンテを使用。


ではレシピ。

◇1人分の材料

パスタ…デイチェコ・ペンネリガーテ(スジ入り) 100g
ゴルゴンゾーラ…50gくらい
生クリーム…1/2カップ
牛乳…1/3カップ
オリーブオイル…適量
バター…適量
パルミジャーノ・レッジャーノ…適量


まず、生クリームと牛乳、ちぎったゴルゴンゾーラをパンに入れ、中火~弱火で温めます。沸騰させ続けると、生クリームが分離してしまうので注意しましょう。チーズが溶けたら、しばらく温め続けて好みの濃度・トロミにします。

パスタは、デイチェコ・ペンネリガーテ。アルデンテ一歩手前まで茹で、引き上げます。すぐにチーズソースと絡め、好みでバター、Ex.ヴァージン・オリーブオイル、パルミジャーノ・レッジャーノで仕上げます。


濃厚なゴルゴンゾーラを、肉厚のペンネで味わう楽しみ。昼からワインも飲んで、独身気分を満喫した。

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子供が帰ってきたら、ゴルゴンゾーラを食べさせてみよう。意外に好きだったりして。

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2005/03/26

クリームソースパスタ:チキンクリーム2

chikincream2

パスタレシピ:クリームソース系
パスタ:フェットチーネ

3/26(土)
チキンクリーム2

自己評価:★★★★☆
手軽度合:★★☆☆☆
家族評価:★★★★☆


クリームソースパスタを分けると4種類あると思う。生クリームを使ったもの、ベシャメルソース、卵系、チーズ系だ。
中でも、生クリームを使ったものと、ベシャメルソースがいわゆるクリームソース。

どちらでもいいけど、僕はたまねぎをドロドロに炒めて溶かし込む場合は、ベシャメルソースを使用しています。

という事で、今日はベシャメルソースのレシピ。

まず、ベシャメルソースをつくります。パンにバターを溶かし、小麦粉を入れて、木べらで混ぜます。少しずつ牛乳を入れながらぐりぐり混ぜます。牛乳を一気に入れるとダマになりますので注意しましょう。
次に、繊維に対して縦にスライスしたたまねぎを、中火・弱火でこげ茶色になるまで溶かします。濃厚な色に仕上がったら、ベシャメルソースに投入。

また、鶏の胸肉を一口サイズにカットし、きのこ類といっしょに炒めます。きのこは、舞茸とマッシュルームを使用。
いつも通り、パンにオリーブオイルを入れてにんにくを浸してローストし、鶏ときのこを炒めます。火が通ったら白ワインを入れて水分を飛ばし、塩・コショウを振ったら、ベシャメルソースに投入。

ベシャメルソースには、さらにパルミジャーノ・レッジャーノをすりおろして溶かします。最後に塩コショウで味を整えて、ソース完成。

パスタはデイ・チェコのフェットチーネ。アルデンテに茹でますが、茹で上がる前にほうれん草を一緒に茹でます。
パスタをソースに絡めて完成。

なかなかうまい。今回はフェットチーネを使いましたが、もちろんスパゲッティでもOK。ただ、太目の麺が合うでしょう。

ベシャメルソースはたくさんつくれるので、余った分は冷凍しておくと便利です。


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2005/03/09

クリームソースパスタ:チキンクリーム

chikincream
パスタレシピ:クリームソース系
パスタ:リングイネ

<3/9(水)チキンクリーム>
うまい?   :☆☆☆☆
手軽さ   :☆☆☆
家族の評判:☆☆☆


今日はなんとなくリングイネを使いたかったので、クリームソース系にしてみました。
では早速レシピ。

パンにオリーブオイルを入れてスライスしたにんにくを浸します。じっくり温めて香りを移したら、一口サイズに切った鳥の胸肉を炒めます。肉は事前に軽く塩コショウで下味をつけておきます。好みで唐辛子もいれましょう。
表面に焼き色がついたら、たまねぎ・マッシュルームを入れ、火が通ったら白ワインを注ぎます。水分を飛ばしてトロっとしたところで、生クリームと牛乳を入れます。一煮立ちしたら火を弱め、塩コショウとバターで味を整えて、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりすりおろして溶かし込みます。

パスタはスパゲッティでもタリアテッレでもいいですが、今回はデイ・チェコのリングイネ。今回は、茹で上がる直前にほうれん草をいっしょに茹でました。アルデンテ一歩手前まで茹でて、ソースに絡めます。茹で汁はいらないでしょう。

定番でおいしいですね。嫁さんはトマトソースが食べたい、とリクエストしていたけど、クリームソースを出してやった。たまには嫁に逆らっても良しとしよう。

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2005/02/20

クリームソースパスタ:ツナ・ほうれん草のクリームソースパスタ

tunacream
パスタレシピ:クリームソース系
パスタ:スパゲッティ

<2/20(日)ツナ・ほうれん草のクリームソースパスタ>
うまい?   :☆☆☆☆☆
手軽さ   :☆☆☆
家族の評判:☆☆☆☆

ツナ。マグロです。今回はいわゆるツナ缶とサクを使用しました。
折角なので、マグロの種類を解説しましょう。

クロマグロ:本マグロとも言われる最高級のマグロ。大型は500kgを超えるモンスター。英名はBlue Fin Tuna。赤身は濃厚、中トロ・大トロのうまさは最高。
ミナミマグロ:インドマグロとも言われる。クロマグロに似ているが、クロよりやや小さい。こちらも大変うまい。
メバチ:目が大きいマグロ。大型は250kgに達する。英名Big Eye Tuna。スーパーで手に入るマグロ。なかなかうまい。
キハダ:黄色のラインが美しいマグロ。大型は300kgになる。英名Yeloow Fin Tuna。オレンジ色がかった身はあっさりとしてうまい。トロは少ないが、刺身・寿司のほか、カルパッチョなど洋風料理にもよく合う。
ビンナガ:別名ビンチョウ。ビンはもみあげ。つまり、胸ビレ(魚の手の部分)が長いマグロ。マグロとしては小型で、せいぜい40kg止まり。身は薄いピンク色で味が薄い。多くはツナ缶の材料になるが、最近回転寿司に出てくる。
メジ:関東ではマグロの幼魚をメジと呼びます。関西ではヨコワ。幼魚といっても15kgクラスまでメジと呼びます。トロは無い。柔らかい身は刺身でもいいが、ムニエルなどもいい。

ちなみに、カジキマグロという切り身がよく売られていますが、マグロとは関係ありません。カジキは鼻がヤリのようにとがった魚です。右上のプロフィールの魚がカジキです。おまけで解説。
マカジキ:大変おいしいカジキ。オレンジ色の身はマグロよりさっぱりしていて、刺身・寿司に向く。
メカジキ:深海に住むカジキ。身は白く柔らかいので、ムニエルや照り焼きが合う。
クロカジキ:英名Blue Marlin。ヘミングウェイの老人と海に登場するカジキの最大種。最大で700kgを超える、ゲームフィッシュ(釣りの対象)の頂点に君臨するカジキ。大変美しく雄大な魚。味はさほどではない。
バショウカジキ:英名Sail Fish。背びれがヨットの帆のように大きいのが特徴。最大で80kgくらいになる。魚類最速と言われ、時速200kmで泳ぐと言う学者もいる。右上のカジキは、このバショウカジキで、250cm・推定40kg。味はさほどではない。

…ふぅ、魚の話になると興奮してしまう。ほっとくと何時間でも書けてしまうので、このあたりでストップ。

今回はツナ缶とビンナガのサクを使用したクリームソースパスタ。

ではレシピ。
まず、パンにオリーブオイル・にんにく・鷹のつめを入れてローストします。次に、たまねぎを投入し、あめ色に仕上げます。
たまねぎをいったん外に出して、スライスしたマグロサク、ツナ缶、マッシュルームを炒めます。ツナ缶は軽くオイルをきりましょう。しっかり焼き色をつけ、白ワインを入れて香り付け。アルコールを飛ばしたら、生クリームと牛乳とバターを入れて弱火で煮詰めます。ほうれん草を入れてしんなりしたところで、塩・白コショウで味を調えたら、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりすりおろしてソースに混ぜます。これでソース完成。
パスタはデイチェコのスパゲッティを使用しましたが、フェットチーネやリングイネもいいでしょう。アルデンテ1歩前まで茹でて、ソースと絡めて完成。好みでバジルやパセリを振りましょう。

パスタに絡みつくクリームソースとツナが大変おいしい。ツナ缶だけでも十分だが、刺身用のサクもいい具になる。ビンナガは最低ランクのマグロだけど、こうやって食べればおいしいのです。

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あぁ、マグロ釣りたいなぁ。沖縄行ってこようかな。

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