カルボナーラ:ローマ風カルボナーラ3
パスタレシピ:カルボナーラ系
パスタ:スパゲッティ
10/22(土)
カルボナーラ:ローマ風カルボナーラ3
自己評価:★★★★★
手軽度合:★★☆☆☆
家族評価:★★★★★
ブログを読み返すと、意外にもグアンチャーレを使ったものが無かったので、ローマ風カルボナーラで紹介します。
グアンチャーレは、豚のほほ肉を塩漬けにしたもの。部位は、豚トロにあたります(豚トロは、ほほ肉~首まわり)。
パンチェッタ(豚バラを塩漬けにしたもの)よりも濃厚で、脂の甘味を堪能します。
100gで750~1,000円くらいしますし、デパ地下めぐりをしても、なかなか見つかりませんね。
パンチェッタより入手難ですが、カルボナーラ好きなら、ぜひ試しておきたい食材です。
▼ローマ風カルボナーラ卵黄タイプ 2人分の材料
パスタ:ルイサおばさんの手作り真心パスタ スパゲッティ1.9mm 200g
全卵…中2個
卵黄…中2個
グアンチャーレ(豚のほほ肉の塩漬け)…80gくらい
パルミジャーノ・レッジャーノ…大さじ4
ペコリーノ・ロマーノ(羊乳でつくるハードタイプのチーズ)…大さじ4
オリーブオイル…適量
黒コショウ…適量
塩…適量
はじめに、カルボナーラソースをつくります。
卵はなるべくいいものを使いたいます。
卵をボールに割り入れ、挽き立てのパルミジャーノ・レッジャーノと、ペコリーノ・ロマーノをブレンドし、黒コショウを粗挽きにして加え、よく混ぜます。
ソースの準備ができたら、フライパンに薄くオリーブオイルを入れてなじませます。オリーブオイルは入れなくてもいいのですが、フライパンにこびりつくのを防ぐために、少々入れる程度にして下さい。(オリーブオイルは不要ですね。少々こびりついても、後で茹で汁を加えて落とせばOKです。追記 2012.02.01)
そこにグアンチャーレを加えて弱火で炒め、脂をじっくり溶かします。
カリカリになるまで脂を溶かしたら、パスタの茹で汁を大さじ3~4杯くらい加え、フライパンをゆすってグアンチャーレの脂と茹で汁を乳化させます。
※溶けた脂を半分くらい捨てると、軽くなります。ちょっと重いと感じる方はどうぞ(追記 2012.02.01)。
乳化したら、フライパンの火を止め、フライパンを50~60度くらいまで冷まして下さい。手で触れるくらいの温度なら大丈夫です。これが、カルボナーラ失敗(温度が高すぎて、いり卵パスタになってしまうもの)を防ぐポイントです。
パスタはルイサおばさんのパスタ スパゲッティ 推定1.9mm。太めのスパゲッティで、表面がザラザラしたブロンズダイス製をおすすめします。どうせグアンチャーレを使うのなら、レアブランドを使いたいですね。
適度な塩分濃度(水3Lに対し、塩30gくらい。おすましの濃さ)でアルデンテまで茹でます。
パスタが茹で上がったら、すぐにフライパンのグアンチャーレソースと絡め、ボールのカルボナーラソースを加えて、手早く混ぜます。ちんたら時間をかけると冷めてしまうので、1分以内に済ませます。
最後に、中火で軽く温めます。温めながら高速で混ぜて下さい。卵がねっとりしたかな?と感じる直前に火を消します。
ねっとりした頃に消火すると、余熱で卵が固まってしまいます。キッチンの熱源とフライパンの素材で状況は変わりますので、何度か練習してタイミングを掴んで下さい。
銅製やアルミ製のフライパンは、熱伝導率が高いので、弱火でもすぐにフライパン全体が温まります。
カルボナーラには最適です。
完成したらすぐに盛り付けますが、お皿も温めておくとベストです。
で、お味の方は、もちろんおいしい。
使った食材は、全て厳選したもの(塩・コショウ・オリーブオイルも)なので、おいしくて当然なのですが、反面、カルボナーラは、いい食材を使ったとしても、おいしく仕上がるとは限りません。
ほとんどのパスタレシピは、高い食材を使えば、たいていおいしく仕上がりますが、カルボナーラは、かなり腕に左右されます。
なので、定期的につくって、修行を繰り返しています。
最近は安定してきましたが、さらに上達したいと思います。
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◇参考
カルボナーラ・ローマ風(パンチェッタ使用))…前回のカルボナーラです。レシピは、こちらの方が丁寧に解説しています。
生ハムのカルボナーラ…生ハムを使うと、あっさりした仕上がりになります。
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