パスタブランド:NONNA LUISA(ルイサおばさんの手作り真心パスタ)
パスタブランドの比較をしよう
パスタブランドを比較しておきましょう。各社のパスタを1~2本ずつ同時に茹でます。アルデンテで引き上げて、味を比較すれば良く分かります。
幻のパスタと言うと、普通はヴォイエロの事を指します。ところが、ヴォイエロは、輸入食料品店やデパートを探せば、結構見つかります。僕の場合、徒歩8分で購入できてしまいます。
で、本当に幻なのは、このNONNA LUISA ルイサおばさんのパスタでしょう。まず見つかりませんし、仮に扱っている店があっても品切れです。今年の3月に、ルイサおばさんを求めて、新宿・渋谷・銀座・横浜の主要デパートと輸入食料品店を探して全滅しました。
その後、5月に運良く入手することができました。嫁さんは、夫が得体の知れないおばさんの名前を連呼するので、頭がおかしくなったのかと思っていたようですが、僕にとっては、かつて日本橋で黒木瞳さんとお話できた事より、このイタリアのおばさんのパスタを入手できたことの方が嬉しかったのです。
ルイサおばさんのパスタも、やはりブロンズダイスを用いて、低温長時間乾燥という伝統的な製造方法です。表面にはびっしりキズが入っています。
原料は、厳選した小麦とミネラル水を使用しているため、生産量が限られています。というか、限られすぎています。
アルデンテに茹でてみると、小麦の風味が抜群で、食感はとてもモチモチしています。食べ終わっても、頬に小麦の味が残像のように残り、口全体でうまさを感じることでしょう。
マニアの中では、万が一見つけたら、有り金はたいて買い占めたい、とまで言われるルイサおばさん。
レア中のレアブランドですが、一度食べれば、その気持ちは実感できるでしょう。
尚、ルイサおばさんのパスタと、以前紹介したルスティケーラ・ダブルッツォは、ともにアブルッツォ州でつくられます。日本で言えば、長野や香川みたいなもんでしょうか。
写真はスパゲッティ。推定1.9mm。
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